2022.11.16練習ノート

 

いま発声で、のど仏を下げた状態(あくびの状態)で歌う練習をしています。その場合、低い音は楽に出ますが、高い音はのど仏が上がってしまいがちです。のど仏は声帯と繋がっています。家で練習する時、のど仏を下げたまま(あくびのまま)低い音も高い音も出せるよう試してみましょう。でもやりすぎないでください。長時間ひとりでやると間違ったまま悪いクセがついてしまったりするので気を付けましょう。

 第60回の三島市民芸術祭はお疲れさまでした。小ホールの舞台は狭くて肩を寄せ合うようにして歌いましたが、ラターも木馬も今の時点での最良の演奏が出来たのではないかと思います。並びも男声を真ん中にして女声で男声を囲む並び(STBA)にしましたが、成功していたのではないでしょうか?この形だけでなく、今後はいろいろな並びを試していきたいですね。

 

 

〈練習曲〉

1.木下牧子 / 混声合唱組曲「方舟」よりⅢ.夏のおもひに

 「方舟」の3曲目の初の音取りをしました。まず、p33の「うれいににて あまく ひかりながれて」の4声の場所の音取りをしました。そのあと、最初からAltパートソロ、女声のハーモニー、Tenパートソロと練習しました。今日はp34の上段まで音取り終了です。次回は、p34下段からp37上段まで音取りします。

 作曲家の木下牧子自身がピアノ専攻だった時期もあるので、この曲のピアノ伴奏は本当に良くかけており、ピアノの機能をよく引き出して、混声合唱+ピアノという形態において見事に結晶化されています。今日はゆっくりの練習でしたが、早く指定テンポ♩=92で歌えるようになるといいですね。

 

 

2.木下牧子 / 混声合唱組曲「方舟」よりⅣ.方舟(音取り)

 p44~p50上段までの音取りを10月19日に終わらせていますが、見事に忘れていました。特に男声!

今の練習方法ですと、男声が音取りするのを女声が待っているという効率の悪い状態になっています。今後は練習方法も含めて対策を考えていきます。次回はp54まで音取りします。

 

3.ボブ・チルコット/ジャズミサより「Kyrie」

 Kyrieキリエの音取りをしてみました。ジャズ風のハーモニーに戸惑いも感じられましたが徐々に慣れていく感じがしました。

今日はこの曲をやる予定ではなかったので、次回また最初から丁寧にやります。Kyrieを最後まで音取りします。

 

[次回練習曲予定2022.11.30 18:30~20:45三島市民生涯学習センター3階講義室]

①木下牧子 / 混声合唱組曲「方舟」よりⅢ.夏のおもひに(p34下段からp37上段まで音取り)

②木下牧子 / 混声合唱組曲「方舟」よりⅣ.方舟(p54まで音取り)

③ボブ・チルコット/ジャズミサより「Kyrie」(音取り)