2022.9.7練習ノート

 ぶどうの季節を迎えましたね。写真は勝沼のシャインマスカットです。

ぶどうは、古来より薬として用いられてきたそうです。医薬を司る薬師如来の台座に、葡萄の房を葡萄の葉で包み込んだ葡萄唐草が描かれていることからも葡萄が貴重な薬であったことがうかがえます。そのため、薬師如来は、別名「葡萄如来」とも呼ばれています。

 

さて、今日の練習はまず、9月11日の三島市民合唱祭のための練習をしました。

〈練習曲〉

1.Bach / Jesu meine Freide BWV277 No.1

2.B.チルコット / 『故郷』より ”おぼろ月夜”

3.首藤健太郎 / 『ありがとう』

 今日特に注意した点は、伸ばしている音が無機質にならないよう気を付けることでした。これは実はとても大事なことで、例として、ヴァイオリンの弾き方を想像してください。うまい人が弓を使って音を出すと自然なヴィヴラートの付いた美しい音になりますが、初心者ですと、ノコギリを引いているような音になりますね。音を常に有機的に響かせるために、演奏者は自分の出している音が美しく響いているかよく聴いて観察しています。こういう音の質については、楽譜には書けません。演奏者に任されます。音楽は目に見えない物ですが、音の質の中にはとても大事なものが隠されています。

 

4.J.ラター / All things bright and beautiful

 和音と言葉の練習を重点的にやりました。s,t,dの子音はまだ聞こえてきません。やりすぎなくらいやってみてください。39小節目の男声、brightens up the skyは「ブライーテンザッープダースカイ」と読んでください。

 

5.J.ラター / I will sing with the spirit 

 ざっと通してみました。前回やった練習をちょっと忘れている様です。次回また丁寧に練習します。

 

6.木下牧子 / 混声合唱組曲「方舟」よりⅡ.木馬

 不得意なp23の下段からp25の上段2小節まで、音取りをしました。徐々に和音の響きが分かってきています。でも、まだ完全ではないので、頑張りましょう。

 

[次回練習曲予定2022.9.21 18:30~20:45三島市民生涯学習センター3階講義室]

①ラター / I will sing with the spirit (復習)

②ラター / All things bright and beautiful(復習)

③木下牧子/混声合唱組曲「方舟」よりⅡ.木馬(音取り)

④木下牧子/混声合唱組曲「方舟」よりⅣ.方舟(新曲音取り)