2022.4.20練習ノート

 春はすべての植物が芽吹いて、いのちの息吹を感じます。世の中が、まるで新しく生まれ変わるかのようです。たくさんの花々は私たちの目を楽しませてくれますが、春は味わうのもいいですよね。タケノコが柔らかくておいしいです。まさに旬の味!

 今日の練習に、新しい二人の見学者がみえました。なんとお二人とも入団です。嬉しい限り!みんなで歓迎の歌を歌いました。

 

〈練習曲〉

1.Bob Chilcott / 『故郷』より”紅葉”(p24)

 Sopの皆さん、16小節の4拍目、36小節の4拍目はしっかり4拍伸ばしましょう。44小節の

ppピアニッシモは美しく。全体的にとても良くなってきました。

 

2.Bob Chilcott / 『故郷』より”村祭”(p9)

 並びについてですが、東混スタイルでなく、従来通りのSATBに戻しました。やはりこの並びの方が良さそうです。男声が良く聞こえました。

 

3.首藤健太郎 /  ありがとう

 全体的にまとまってきましたが、31小節D~39小節のアンサンブルがもう一つ。40小節Eからは旋律がAltとBassなのでSopとTenは、控えめにお願いします。56小節~最後までも、「いま」の音の跳躍も含め、アンサンブルが難しいですね。次回はこの2か所を自然に聴こえるように練習します。

 

 4.井上陽水 / 少年時代 

 久しぶりに歌ってみました。音的には難しくありませんが、13小節~14小節、26小節の1番と2番のリズムが違います。ごちゃごちゃにならないようもう一度見直しておいてください。

 

5.Bach / Jesu,meine Freude BWV277 No.1

 ♩=74くらいで歌います。それぞれのフレーズの終わりを大切に扱いましょう。2番のach,wie lang achのachですが、「アハッ」ではなく母音を少し伸ばして「アーハッ」と発音するとうまくいきます。

 

6.Bach / Jesu,meine Freude BWV277 No.6

 まず224小節~245小節までの男声と女声の音取りを丁寧に復習し合わせました。♩=86の速さに挑戦してみましたが、まだやっているうちに遅くなりますネ。次回は245からのAdagioを重点的にやってみます。

 

7.千原英喜 / 良寛相聞より”相聞Ⅰ/パストラーレ”  

  今年初めての良寛相聞でした。 各パートは音の出し初めにもっと緊張感が欲しいところです。あまりに安易に間違いすぎます。p2の2段目3小節のTenの音はBassの皆さんもお手伝いを4小節だけお願いします。作曲者はこの曲に静けさと透明感を要求しています。

 

8.Bach / Jesu,meine Freude BWV277 No.2

 56小節からゆっくり復習してみました。Verdammlichesのmが聞こえませんのではっきり発音してください。

音はだいぶ取れてきていますが、他のパートとの和音の構成がわからないまま歌ってしまってバランスが悪いところがあります。次回ハーモニーも意識しながら歌う練習もしたいと思います。

 

【歌い手募集】

~BachのモテットBWV277~

4番(Sop1、Sop2、Alt)

8番(Alt、Ten、Bass)

9番(Sop1、Sop2、Alt、Ten)

希望者は歌いたい番号を決めて申し出てください。

 

 [次回練習曲予定]2022.4.27 18:00~20:45 三島市民文化会館リハーサル室

①60th曲(ありがとう~Bach No.1、No.6~チルコット紅葉、村祭)

②Bach / Jesu,meine Freude BWV277 No.2 復習

③Bach / Jesu,meine Freude BWV277 No.3 復習

④千原英喜 / 良寛相聞より「相聞Ⅰ/パストラーレ」 復習

⑤千原英喜 / 良寛相聞より「君や忘る道」復習

⑥Bob Chilcott / 『故郷』より”おぼろ月夜” (p14) 新曲