2021.10.6 練習ノート

 9月30日に緊急事態宣言が解除され、10月から練習を再開しました。前回が7月28日でしたから実に2か月ぶりの練習です。久しぶりのメンバーとの再会、新しい見学者の方も迎えて、コロナ以前の混声みしまの雰囲気が戻ってきました。嬉しいですね!

10月6日の練習メモです。

 

〈練習曲〉

1.Bach/BWV227 Jesu meine Freude No.6

 中止になった三島市民芸術祭(10/31)で歌う予定だった曲です。BWV227は交差配列にて構成されており、曲を十字架に例えるとちょうど中心(十字架の心臓にあたるところ)に位置しています。各パート、だいぶ音は取れるようになっています。小節の1拍目を意識しながら縦を合わせる練習をしました。録音を聴くと音程がちょっと甘くなるところがありましたが、アンサンブルは良好でした。子音はゆっくりのところは聞こえてきますが、速いパッセージの場所では同じ言葉なのに聞こえてこないです。子音を発音するタイミングがもうひとつ!といった感じ。単語の最後に子音を発音する言葉は日本語に無いので、なじみが薄いかもしれませんが、しつこくこだわって発音してください。

 

2.Bach/BWV227 Jesu meine Freude No.4

 この曲は、Sop1、Sop2、Altによる女声のみの曲です。各パート2~3人(計6~9人)で演奏しようと思っています。今日は女声全員で歌いました。またやりましょう。

 

3.首藤健太郎/「ありがとう」

 響きが暗くなりがちでしたので、北半球を意識してさわやかで若々しい音色を目指しました。音の動きが眠いので、もっと軽やかにすばしっこく!この曲をあまり大曲と考えないでください。風のように過ぎ去る爽やかな一瞬の出来事のように歌います。

次回はp4の24小節から40小節あたりまでやります。

 

4.良寛相聞/「相聞Ⅱ/夢の世に」

 p38の1段目4小節のAltとBassの音がいつも不安定ですので、集中的に練習しました。練習後は良くなりましたが、気を付けないとすぐに忘れそうです。うまくいくと、とても日本的な響きがします。次回は復習してのちp45の上段までやります。

 

5.武満徹/「さくら」

 p3の3段4小節~p4上段までやりました。たった12小節ですが、美しい場所です。SopとBass(外声)はみやびな動きですが、大きく歌いすぎて主旋律を邪魔しないように注意してください。次回は最初からやります。

 

6.井上陽水/「少年時代」

 井上陽水最大のヒット曲で、1990年にリリースされた曲です。割とまだ新しい曲なんですね。時間が無かったので、すぐ通しました。録音を聴いてみると、16分音符の動きがまだ甘いです。ちょっと詰まり気味に歌うとうまくいきます。

 

[次回練習曲予定] 2021年10月13日18:30~20:45 三島生涯学習センター3階講義室

①Bach/BWV227 Jesu meine Freude No.6  子音の入れ方を練習

②Bach/BWV227 Jesu meine Freude No.4  もう一度通し練習します

③Bach/BWV227 Jesu meine Freude No.11  No.1と音は同じです。言葉を入れてきてください。

④良寛相聞/「相聞Ⅱ/夢の世に」10/6の復習をしたのちp45の上段まで

⑤武満徹/「さくら」 最初から出来るところまで

⑥井上陽水/「少年時代」リズムの確認