2021.7.14 練習ノート


714日の練習メモです。1031日の三島市民芸術祭で歌う曲は、1.Bach / BWV227  Jesu, meine Freude6曲  2.良寛相聞より「君や忘る道」 3.首藤健太郎 /「ありがとう」に決まりました。時間はバッハが230秒、君や忘る道は450秒、ありがとうが4分です。

 

〈練習曲〉

 

Bach / BWV227  Jesu, meine Freude5

183小節から209小節最後までの練習をした後、最初から通して録音しました。録音を聴いた感想ですが、音はだいたい取れてきていて、テンポ通りに進んで行けるようになっています。これはかなりの進歩だと思っています。ただ、言葉の子音がまだ聞こえてこないところが多いですね。お忙しいとは思いますが、練習の前には永島先生の発音を一度は聞きましょう。

 

Bach / BWV227  Jesu, meine Freude6

この曲は、1031日の三島市民芸術祭で歌う曲に選曲しました。文字通りこのモテットの中心に位置する曲で、(十字架に例えると心臓の位置)難曲です。前回の練習で第6曲を始めて2回目の今日は224小節~245小節までやりました。永島先生の動画を見ると、seid「ザイト」やGeist「ガイスト」などの「ei」は、「アイ」ではなく「アエ」と発音しています。従ってseidは「ザエト」、Geistは「ガエスト」となります。(Freude「フロイデ」も「フロエデ」ですね)録音は最初からAdagio245小節)の前まで、ちょっと遅いテンポで音を確認しながらやりました。この難しい曲に対応している感じがします。皆さん粘りが出てきましたね。音がちゃんと取れています。

次回は245小節のAdagioから最後まで音取りをやって、また最初から通して録音してみます。録音台を指揮者の前に置きますので、録音したい方は歌う前に録音機を置きに来てください。自分たちの演奏を客観的に聴くことはとてもいい勉強になります。

あと、バッハについては、合唱曲でないソリストの曲の練習もみんなでやっていきたいと思っています。手始めに第4曲(123小節~146小節)を近いうちにやりますので、練習を始めておいてください。(男声は第4曲は歌わないので関係ありません)

 

③首藤健太郎 /「ありがとう」

部分練習しました。まずp5の下の段からp6下段1小節までやりました。p6の上段2小節のTenの入りと音程の安定感がほしいです。続く3小節目のAltの入りが間違えやすいので注意です。p9の上段Meno mossoの「いま」の音程は女声も男声も音が非常に難しいので、歌い出しはしっかり支えを作ってから声を出しましょう。

 

 ④良寛相聞

1曲目のパストラーレをやりました。音色も雰囲気も混声みしまは非常に合っています。しかし残念なのは音が取れてないところがあることです。特に男声です。もう一つ、音の出るときの緊張感が足らないと思います。音が同時に出るように、バラバラにならないよう指揮者と一緒に初めの音を出しましょう。

 

⑤心の瞳、出発の歌

2曲とも通して歌ってみました。だいぶ良くなってきていますが、時間のある時に細部をもっと磨き上げたいです。大曲も小品も同じように大切に扱える合唱団でありたいですね。

 

[次回練習曲予定]

Bach / BWV227  Jesu, meine Freude6曲~245小節のAdagioから最後まで

Bach / BWV227  Jesu, meine Freude5曲の復習

③首藤健太郎 /「ありがとう」音楽練習

④良寛相聞「君や忘る道」音楽練習

 

⑤武満徹「さくら」思い出し稽古(楽譜をお忘れなく!)